LEDができるまで

どーやって作るの?【LEDランプ】

【LEDの材料、基本構成】
LEDは、光を発する「LED素子」とLED素子をのせる「リードフレーム」、
LED素子とリードフレームをくっつける「接着ペースト」、
LED素子とリードフレームをつなげる「ボンディングワイヤー」、
発光部の保護とレンズの役目をはたす「エポキシ樹脂」の5つから出来ています。

【1】ダイボンディング加工

LED素子(チップ)をのせるリードフレームの先端部に接着ペーストを塗布します。
ダイボンディング工程では、機械がシート状にまとまっているLED素子をものすごい速さで一つずつ取り外し、リードフレーム上に塗られた接着ペーストの上へのせていきます。このLED素子とリードフレームを接着させることをダイボンドといいます。
ダイボンドした製品を電気炉に入れて接着ペーストを熱硬化させます。

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【2】ワイヤーボンディング工程

次に、リードフレーム上にのせたLED素子の表面電極部に金でできたワイヤーをくっつけ、反対側のリードフレーム先端部にくっつけます。
これをワイヤーボンディングといいます。

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【3】モールド工程

LEDランプのレンズ部になる樹脂を調合し、樹脂型に流し込みます。
樹脂を注入した型にワイヤーボンド済みのリードフレームを挿入します。
電気炉で樹脂を熱硬化させ成形します。
1次硬化にて成形された製品を樹脂型から抜き出します。
抜き出した製品は更に電気炉で2次硬化します。

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【4】タイバーカット

LEDが点灯できるようにプレス機でリードフレームの中タイバー部と
カソードリードの一部をカットします。


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【5】ハンダ

リードフレーム部分をハンダディップします。


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【6】チェック

外観検査工程で点灯チェック

【7】切り離し

シャーリング工程で下タイバーを切り離す

【8】特性検査機

検査装置の中でLEDを光らせて検査を行い、発光度合いに応じて自動的に選別していきます。
同じ色の商品でも発光が微妙に違う場合があります。
均一化した商品をつくるために発光度合いに応じて分別します。

LEDの完成です!!


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